後立山南部(長野) 爺ヶ岳(2669.9m) 2019年9月1日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 1:56 柏原新道登山口−−4:30 種池山荘−−5:15 爺ヶ岳中峰 5:41−−5:51 爺ヶ岳南峰 6:25−−6:46 種池山荘−−8:10 柏原新道登山口

場所長野県大町市/富山県中新川郡立山町
年月日2019年9月1日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場登山口前に駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望晴れれば大展望
GPSトラックログ
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コメント昨日より天気が期待できそうなので蝶ヶ岳と連荘だが爺ヶ岳へ。早朝は満天の星空だったが山頂到着時は薄雲が出ていた。しかし空気の透明度はまあまあで南アも見えた。日曜なのに山頂の登山者の数は意外と少なかった。




登山口前駐車場 扇沢駅
種池山荘 僅かに東の空が明るくなる
種池山荘を振り返る もうすぐ爺ヶ岳南峰。往路では巻く
まずは中峰を目指す 爺ヶ岳中峰山頂。先客が2名
雲海から日の出。上空は薄曇り
爺ヶ岳中峰から見た常念山脈〜立山手前まで(クリックで拡大)
爺ヶ岳中峰から見た立山〜鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳中峰から見た常念山脈
爺ヶ岳中峰から見た大天井岳
爺ヶ岳中峰から見た穂高連峰、槍ヶ岳
爺ヶ岳中峰から見た鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳中峰から見た頚城山脈
爺ヶ岳中峰から見た薬師岳 爺ヶ岳中峰から見た赤牛岳
爺ヶ岳中峰から見た富士山 爺ヶ岳中峰から見た冷池山荘
ウラシマツツジは紅葉中 コマクサもおしまい
爺ヶ岳南峰 爺ヶ岳南尾根
雲の切れ間から光が差し込む 爺ヶ岳南峰から見た鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳南峰から見た冷池山荘テント場 爺ヶ岳南峰から見た扇沢
爺ヶ岳南峰から見た種池山荘 爺ヶ岳南峰から見た針ノ木岳
爺ヶ岳南峰から見た四阿山、浅間山 気温は+5℃
爺ヶ岳南峰から見た鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳中峰
爺ヶ岳南峰から見た南アルプス
爺ヶ岳南峰から見た扇沢を囲む山々
爺ヶ岳南峰から見た爺ヶ岳白沢天狗尾根
爺ヶ岳南峰から見た中央アルプス
種池山荘へ向けて下山開始 爺ヶ岳方面へ向かう登山者
お花畑は秋枯れ 種池山荘前から下り始める
ガレ沢 ガレ沢に水が流れていた
針ノ木雪渓はほぼ雪無し 柏原新道登山口
扇沢に下って水浴び 登山口前駐車場
ヤマハハコ オヤマリンドウ
ミヤマリンドウ ハクサンフウロ。もうおしまい
ゴマナ。もうおしまい ミヤマアキノキリンソウ。もうおしまい
シロバナニガナ。もうおしまい ツルリンドウの蕾か?
木の花は高山植物じゃない? 調査が大変 オオカニコウモリ。もうおしまい
ハクサンオミナエシ。もうおしまい オオバギボウシ。もうおしまい
キオン。もうおしまい


・長かった「夏休み」も今日で終わりの予定(翌日、正式に終わることが決定)。天気もいいことだし、その前に出かけることに。蝶ヶ岳から連荘だが、今回は中4日の休憩があったので体力的には大丈夫だろう。ただし、さすがにきつい場所は無理があるので楽な爺ヶ岳に決定。

・土曜夜で駐車場に空きがあるとは思っていたが、柏原新道登山口目の前の駐車場に空きがあるとは思っていなかった。ラッキー! 当然ながら駐車中の車の主は全て山の上。夕方は稜線には雲がかかっていたが、明日は消えるといいが。天気予報では曇りで、昨日に続いて「てんくら」では強風の予報。

・今日も山頂で日の出を迎えるべく夜中に出発。頭上は満天の星空。登山口付近で気温は+12℃くらいで、真夏よりかなり下がって快適。でも全く汗をかかずに済むわけではなく、首には濡れタオルで片手に扇で体を冷やす。尾根下部では風は全く感じられなかった。

・高度を上げると順調に気温は下がり、標高2000mを越えると+10℃を切っていた。水平道を歩く頃には風を感じるようになり、予報通り今日も稜線は強風かも。種池山荘直下で森林限界を越える前に防寒装備装着。

・種池山荘通過時はまだ真っ暗だが頭上には星は数えるほどしか見えず、大半が雲に覆われているようだ。稜線に出ても思ったより風が弱く、途中で上着を脱ぐことに。

・日曜早朝なので爺ヶ岳を目指す登山者がたくさんいるかと思いきや、光は1つだけ。北峰直下に見えたので鹿島槍を目指す登山者だろう。それ以外は前も後も光無し。

・爺ヶ岳南峰登りの途中で雷鳥の鳴き声と共に、僅かに明るくなってきた東の空を背景に稜線すれすれを飛び去る鳥のシルエットが複数。ただし、それが雷鳥だったのかは不明。でもまだ子供は飛べないよなぁ。親だけなら飛ぶか。

・南峰が近付くと徐々に風が強まり体感温度が低下するが、これまでの運動量で体温が上昇しているのでまだ大丈夫。往路では南峰は巻いて最高峰の中峰へ。

・南峰/中峰鞍部のコマクサは萎れていた。本当にコマクサの花は長持ちするもんだ。

・爺ヶ岳中峰に到着すると予想外に先客が2名いた。昨日よりはマシだが西寄りの風が強く、体感温度は寒い。気温は昨日より下がって+5℃だった。持ってきた防寒装備を全部着用。

・今日も東の空は雲海が高く、志賀高原の山々は見えなかった。少し時間が経過したら浅間山、四阿山は微かに見えるようになった。八ヶ岳は全部雲の中で富士山は裾野だけ見えた。正確には山頂にかかった笠雲も見えた。南アルプスは3000m級の山頂のみ雲海から頭を出していた。聖岳まではっきりと見えていたので、空気の透明度は意外と良かったらしい。上空は雲が出ているが高度は高く、北アルプスの山々はすっきり見えていた。今日は槍穂も雲はかかっていなかった。立山、劔はまだ暗い時刻は雲がかかっていたが、日の出後は稜線の雲は消えてすっきりと姿を見せてくれた。残念ながら富山平野は見えず。

・帰りに爺ヶ岳南峰に立ち寄って最後の大展望を楽しんでから下山。通常、日曜朝なら南峰山頂は賑わうのだが、今日は中峰の方が人数が多かった。それでも通常の週末と比較して人数は少ない。おそらく「てんくら」の「C」予報が影響しているのだろう。

・下山時にライチョウがいないか探しながら歩いたが発見できず。本日は登りでの鳴き声のみ。

・中峰付近ではトウヤクリンドウがたくさん見られたが、なぜか南峰付近では見かけず。その後も見られず、今回は写真は無し。強風でリンドウが揺れて画像がブレるために撮影を後回しにしたのは間違いだった。

・種池山荘付近のお花畑もいよいよおしまい。ハクサンフウロが何とか咲いている状態で、他は完全に秋モード。背が高く目立つのはオヤマリンドウで、ずっと背が低く花が小さく目立たないのがミヤマリンドウ。ミヤマアキノキリンソウももう終わりの季節。

・日曜日でも登ってくる人が多かった。さすが人気コース。天気予報では明日の方が良かったはずなので、明朝も展望が楽しめるかな。

・見下ろす扇沢駅駐車場は空きが目立った。最下段の無料駐車場にも空きが見られた。

・針ノ木雪渓はほぼ雪は消えていた。たぶん雪の上を歩く区間はほとんど無くなっていると思う。今年はもう1回くらい登ってもいいかな。前回はガスで展望皆無だったからなぁ。

・登山口で扇沢に下りて水浴び。沢はいつもより増水していたが水が濁ることもなく、危険なレベルではなかった。いつの間にか対岸の駐車場も満車になっていた。これから登り始める人の姿も。

・明日からは平日登山はおしまいで、社会復帰に向けてリハビリ開始。ただし、その後の状況によっては医者の判断で再び長期休暇に入る可能性も。次は秋休みか冬休みか。どうせなら残雪期に休みたい(笑)。今回、医師の「診断書」なるカードは史上最強だと初めて知った。政治家が雲隠れに使うわけだ(笑)

 

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